ここではTeachableでの「ドメイン設定」について解説します。
目次
始めの一歩
始めの一歩として、Teachableのドメイン、あなたのTeachableスクールの住所情報を設定していきます。セットアップ前は単純に割り振られたデフォルトドメイン名が割り振られています。s-schoolxxxxなど、適当に割り振られた番号が最初は付いています。この変更手順についてこれから解説していきます。
操作は初期セットアップ時は管理メニューのダッシュボード中央に表示された[Set up your domain name]からドメイン名の変更を行うことができます。初期セットアップ後は[SITE]の[Domains]からドメイン名の変更を行うことが出来ます。
[Set up your domain name]または[SITE]-[Domains]をクリックすると表示される画面がドメイン名の設定画面となります。(最初はConfirm your school domain(あなたのスクールドメインを確認してください)というメッセージが表示されます。)表示されたドメインを編集し、[Confirm]ボタンをクリックすることで変更が完了します。次回、ログアウトしたときにあなたのスクールのURLが変更したドメイン名に更新されます。ドメイン名はあなたのスクール名、名前でもいいですし、他に情報があればそれでも構いません。ここはユニークに変更してください。
ドメイン名を変更したら、一度ログアウトして再度Teachableにログインしてみましょう。URLがデフォルトのs-schoolxxxxから変更した値に変わっていればドメイン設定は完了です。
一度ドメインを変更すると、[SITE]-[Domains]のドメイン名変更画面の表示が以下の画面のように変わります。「PRIMARY」と表示されている方が現在有効となっているドメイン名となります。今後ドメイン名を変更したい場合は、[Add Domain]ボタンをクリックして新たにドメイン名を設定し、そのドメインを[Make Primary]ボタンで「PRIMARY」にすることで変更出来ます。

続いて、カスタムドメインの設定方法について解説します。
カスタムドメインの設定方法
動画で学びたい場合はこちらから
カスタムドメインとはなんなのか?
Teachableのカスタムドメインの解説の前にインターネット上でのカスタムドメイン(=独自ドメイン)について簡単に説明します。
独自ドメインとは、「世界にひとつしかないオリジナルのドメイン」のことです。法人・個人にかかわらず自分で好きな文字列を指定して取得することができます。あなただけのオリジナルのドメインが取得できるのです。
xxxx.jpとかxxxx.meとか xxxx.comなどがカスタムドメイン(=独自ドメイン)です。
これらの性質としては、一度それを取得したら更新し続ける限りあなた専用のドメインとして会社のホームページだったり個人のホームページだったりメールアドレスから個人のブログサイトなどに利用することができます。
このことを踏まえてTeachableのカスタムドメインとはどういうことかと言うと、あなたTeachableサイトのURL(=住所情報)を、デフォルトだと
「xxxxxxxx.teachable.com」で設定されるのですが(Teachableのサブドメインとして設定される)、それをTeachableのサブドメインではなくて、
「あなたの独自ドメインのサブドメイン」として利用することができますよ、ということなんです。
カスタムドメイン設定をすると、自分のサイトのサブドメインという形でドメインを作れるよっていうのがカスタムドメインとなります。
カスタムドメインはやったほうがいいのか?
続いて、カスタムドメインにすることのメリットを解説します。
「カスタムドメインの設定は行った方がいいのかどうか?」
これは、結論、どっちもいいと思います。どっちじゃなきゃダメとかそういう問題は全くないです。サブドメインが駄目かというと全然そんなことはなく、デフォルト設定のままで
「xxxxxxxx.teachable.com」でも全然いい感じに見えると思います。
では、カスタムドメインにするとどういうメリットがあるのか?ということですが、僕が思うに、先に説明しましたが、自分の独自ドメイン、自分の自社サイトのドメインがあって、そのドメインの一部(=サブドメイン)として使いたい場合に、カスタムドメイン設定をするのはひとつ大きな理由としてあります。
Teachableのサブドメインとしてもよりも自分のサイトの一部としたい時には
これは行った方がいいです。カスタムドメインのメリットは自分のサイトの一部、自分の独自ドメインのサイトの一部として扱えるということです。
具体的な設定手順
では最後に、実際のカスタムドメインの設定手順を説明します。
操作は、Teachableの管理者メニューの[Site]-[Domains]から行います。
この画面がドメインの設定画面です。ここで、[Add Domain]ボタンでドメインを追加することで、カスタムドメインの設定が出来ます。
ただし注意しておかなければいけないことがあります。
管理画面からドメイン追加をする前に前段の作業があります。
それは、エックスサーバーなどのレンタルサーバと契約し、自分のドメインを取得しておく必要がある、ということです。そして前段のセットアップでドメイン
設定を行うことで、自分のドメインを取得した状態でTeachableのカスタムドメインを設定する、ということです。
レンタルサーバーの契約が完了しドメインが取得できて以降の作業を解説します。
まず、レンタルサーバの管理画面から「DNSレコード設定」を行います。ここでTeachableと連携するためのDNSレコードを一つ追加する作業を行います。
DNSレコード設定で追加したいドメインを選択し、DNSレコードを追加します。種別は「CNAME」を選択します。
DNSレコード設定が完了したら、Teachableの管理画面に移り、ホストしたいドメインを追加するんですね。ここでの手順として注意すべきは、
「wwwを含む目的のカスタムドメインのurlを入力する」ということ。そして続けてもう一度、今度は「wwwなしのドメインをそのまま入力・追加する」ということです。
ここまで完了したら、ドメインが確認されるのを待ちます。確認されるのに最大1時間かかる場合がありますが、ここは待つしかありません。確認されるとVerifyという状態となりますので、Verify状態になってドメインが認識されたら、そのドメイン(wwwなしの方)をプライマリーに設定すればカスタムドメインの設定は完了です。
この記事を書いた人

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山形県出身の50代システムエンジニア。
バブルの終わりに大手IT企業のシステム子会社に入社。以来25年以上システムエンジニアとして多くのシステム構築プロジェクトに携わる。
単身生活10年、パワハラ上司との長年の格闘など、いくつかの転機を迎えながら、このままSEとして会社にしがみつく人生に不安を感じ40代後半からひとり型ビジネスの起業ノウハウを学び始める。
現在は、はじめてオンラインスクールを立ち上げる方に、講座のコンセプトや動画の作り方からシステム実装まで一貫してサポートしている。
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